タバコあれこれ −その1–

随分久しぶりの更新となってしまいました。

例の新型感染症は治ったのですが、その後の後遺症が長引きまして。

ずっと37度前後の微熱倦怠感、そして味覚異常と、まぁ後遺症のオンパレードです。

結構辛い日々でした。結局ひと夏潰してしまいました。感染症自体は僕はそんなに辛くはなかったのですが、後遺症が辛いです。

皆さんもお気をつけ下さいね。

 

さて、今回は懐かしいタバコを見つけましたので、タバコについて書いていきたいと思います。

はじめに

ネタがタバコですので、未成年の方はご遠慮くださると幸いです。

またこのブログでは喫煙を促進する意図はありません。

タバコは自己責任で成人してから吸いましょう。

喫煙について

僕は、時代遅れと言いますか、◯学生の時に初めて吸ってから、熟年と言われている今まで、ひとときもタバコを手放した事がないほどのヘビースモーカーです。

そうは言いましてもしっかりとマナーは守っているつもりですが、喫煙者と言うだけで、日陰者となってしまう時代ですから、随分と肩身の狭い思いもしています。完全に今の時代には合わないと言う事ですね。

確かに、非喫煙者の方達にしてみたら、有害な煙と臭いだけで拒否反応を示す事でしょう。それに関しては申し訳ないとしか言えないです。

ヘビースモーカーの僕でさえ、喫煙所に行くと、クサっ!って思いますもん。

非喫煙者の方達にとってはとてもじゃないけど、許せないと言う事になるのでしょうね。

これは、我々喫煙者がマナーを守るしかないです。

ちゃんとマナーを守って非喫煙者の方達に嫌な思いをさせないようにしていきましょうね。

僕は別に昔は良かったなんて言うつもりはないです。時代は移り変わりますから、うまく共存していければ良いなあと思っております。けど、東海道新幹線の喫煙所が無くなるのは辛いですね。憩いの場だったのですが……。せめて電子タバコはOKにしてもらいたいです(泣)

昭和の時代

先ほど、◯学生の頃から吸い始めたと書きましたが、まぁ昭和の時代です。

大人の階段を昇るステップの一つにタバコと飲酒って感じでした。

当時は学生でも子供でも普通にタバコ買えましたから、比較的ハードルは低かったのですよ。

タバコに寛容な時代でもありましたからね。

周りの大人達もみんなタバコ吸ってました。タバコを吸わない人の方が少なかったですね。

今と立場がまるで違います。駅のホームで普通にタバコ吸えましたもん。それで、みんな線路にポイ捨てですよ。今考えるととんでもない時代ですよね。ラッシュの時でもタバコ吸ってますし、タバコの火が当たって、火傷とかした人も多かったんじゃないかなぁ。

学校の職員室も、病院の待合室も喫煙OKでしたからね。ほんと今では考えられない時代です。

電車でも、いわゆる近郊線なんかは、都心部抜けると喫煙OKになっていましたからね。座席に灰皿が付いていました。

その後、駅のホームが禁煙となり、電車の車内も禁煙になり、公共の場では吸えなくなり、タバコを買うにも年齢認証が必要となって今に至るわけですが、僕にとって時代の移り変わりを感じさせてくれるのもタバコだったりします。

僕が吸ってきた銘柄

僕が吸い始めた頃は、実に様々な銘柄がありました。それに比較的、ニコチン量がきっつい物が多かったです。

軽いタバコなんて吸ってたら、ヘタレ扱いでした。だから、僕の場合、マイルドセブンじゃ無くてセブンスターから始まりまして、ハイライト、ショートホープ缶ピースロングピースなんて感じに進んで行きましたねぇ。もちろん、その間にも色々と浮気をしていました。

一番長く吸ってたのはショートホープでしたかね。ショッポなんて言ってました。

他の銘柄は20本入りでしたけど、ショッポは10本入りだったんで、安く買えたんですよね。お金が無い時は助かりました。箱も小さいんで、ポケットが膨らまないんでちょうど良かったです。

缶ピースも箱入りの物がありました。ショッポと同じサイズでね。だけど、缶ピース缶を開けた時のあの香りが好きで、わざわざ缶入りのピースを吸っていました。

缶ピースは両切りで、フィルターが付いていないんですよね。慣れないうちは、タバコの葉が口に入ってきたりしました。

僕の親父も好きで、家に缶ピースを置いておいてシェアしたりもしていましたね。なんせ50本入りでしたからね。無くなったら、僕か親父が買うというルールがあったんですけど、ほとんど僕が買った覚えはないです(笑)

海外のタバコもたくさんありました。当時は海外製のタバコは洋モクって言ってました。国産に比べると高かったです。

タバコセンターて言われてたタバコの専門店で、見た事も無いタバコを探すのが好きでした。

その時に、葉巻とパイプを覚えましたね(笑)

葉巻は今はあまり吸いませんけど、パイプは今も時間がある時にやります。デンマークのラールセン シグナチュアがお気に入りです。

洋モクで一番身近だったのはラークでしたかね。赤いパッケージがカッコ良くて、お金があったら買ってた覚えがあります。けど、独特の匂いがありまして、人によってはう○こ臭いなんて言う人もいました(笑)僕はあんまり気にならなかったですけどね。

親父キャメルが好きでした。僕はキャメルの匂いの方が苦手だったかなぁ。

でも今はキャメルを吸っています。

もちろん当時の物とは製法も味も違うんですけど、なんか、そう考えると感慨深いものがありますね。

あの当時の親父と同じ銘柄を吸っているなんてね。

そう言えば、ラッキーストライクが出た時に、親父が複雑な顔をしていたのを思い出します。

戦後、進駐軍の米兵さんが吸っていたそうです。戦中、戦後を生きてきた親父にしてみたら複雑だったんでしょうね。

思い出

嗜好品って、人それぞれ想いが詰まっていますよね。

その想いが思い出となって、切なく当時を思い出させてくれる。

それがタバコだったり、お酒だったり、コーヒーだったり……。

そう言うことを思うようになったのは、僕も歳を取ったからなんでしょうけど、僕にとって、タバコをゆっくりと燻らせている時って、そんな想いを思い出させてくれる大切な時間だったりします。

バイクでツーリングに行った時とか、キャンプで焚き火を見ながらとか、好きなタバコとコーヒーをゆっくりと楽しんでいる時間が最高ですね。

やっと本題です

本題を忘れていました。

今回、懐かしいと思わず買ってしまったタバコは、ジョーカーキースです。

ジョーカーとキースのパッケージ

ジョーカーは細身の超ロングサイズで、パッケージがカッコ良かった思い出があります。

当時はチョコレートみたいな甘い風味だった気がするんですよね。当時、甘!って思いましたけど、なぜか癖になった思い出があります。

前のジョーカーは2001年に販売終了しているんですが、その後リトルシガーとして復刻したり、それが販売終了したら、今度は紙巻きタバコとして復活したりと、なかなか数奇な運命を辿っていますね。

現在は3つのフレーバーが発売されていますが、僕が買ったのはコアと言う、ノンフレーバーのものです。昔の風味と思って吸ったら、なんか違うと思いました。実は昔の風味に近いものはカオスと言う物だったそうです。確かにカオス、売り切れてたもんなぁ。僕と同じ様にあの甘さが癖になっている人、まだまだいるんですね。

ジョーカー コア

タール11mgとなっているので、かなりヘビーです。ヘビーなタバコを吸い慣れていない人は気をつけてくださいね。頭がクラッとします。

キース カフェラテ

お次はキースです。これはパッケージも昔と同じような感じがするなぁ。調べてみたら、もう30年も売っているんですね。

これは紙巻きタバコじゃなくてリトルシガーです。葉巻の一種ですね。

昔吸った時は、普通のタバコだと思って煙を肺に入れてました。まぁ、僕は葉巻も、パイプも肺まで入れてしまうので、そこら辺はあまり気にしないのですが(笑)

これも甘かった思い出があります。今回買ったものも、カフェラテフレーバーと書いてあるので、きっと甘いでしょう(笑)いや、ムチャクチャカフェラテです(笑)カフェラテというか、カフェラテのキャンディーです(笑)これは好き嫌い分かれるなぁ。人工的すぎるって気もするし。

タバコって、葉巻きにしても、パイプにしても、紙巻きにしても、甘いフレーバーが多いですね。そもそも、葉巻きにしてもパイプにしてもラム酒につけてフレーバーを出してますからね。その甘さがまったりとした時間を過ごさせてくれるんで好きなんですけど、やっぱりあまりにも人工的すぎるのはねぇ。ちょっと違う気がするなぁ。違うフレーバーを試してみるかなぁ。

購入した場所

今回購入したのは、実はコンビニなんですよ。

コンビニによってはオーナーさんの趣味なのか、結構面白いタバコを売っているところもあるので、喫煙者の方でしたら、少し気分を変えて面白い銘柄を探して吸ってみるのも良いかもしれないですよ。

最後に

色々とタバコの話を書かせていただきましたが、タバコのネタ的には他にもたくさんあるんで、今後も書かせてもらおうかなと思っています。

くれぐれも、タバコは成人してから自己責任で吸いましょう!

タバコを吸う時にはマナーも忘れずに!

では!