4-2:動画編集でよく使われる用語②【動画編集初心者向け】
今回はよく使われる用語第二弾です。
編集作業の時によく使われるものを選んでみました。
ー編集時に使う用語ー
編集ソフトを使うときによく使う用語です。今後、よく出てきますので覚えて下さい。
アフレコ
アフターレコーディングの略ですね。アニメや映画の吹き替えでよく使われる言葉です。ナレーションを入れる時にも使うことがありますが、ナレーションの場合、単純にナレ録りと言います。
SE
Sound Effectの略です。効果音ですね。
エフェクト
映像や音声に加工をして、効果を加える事を言います。
カット
映像の不要な部分を切り取る事を言います。
または作品を構成する上で、最小の単位の事も言います。
カラーグレーディング
色調補正の事。映画やCM、ドラマ、MVなどは専門職のカラーリストが担当することもあります。
キーフレーム
映像の始点と終点を指定して、その間を編集する作業の事です。細かくアニメーションやエフェクトを付けたり、音量を調整したり出来ます。
クリップ
編集作業に必要な素材。
クロマキー合成
特定の色を背景に撮影をして、その特定の色の部分のみを透明にして、他の映像と合成する事です。
基本的に、グリーンバックやブルーバックが使われます。カラーキーと言われることもあります。
シーケンス
映像や音声が編集されている場所の事です。
尺
クリップや作品の時間。
タイムライン
シーケンスと混同してしまいますが、実際には、タイムラインに編集をして行きます。タイムライン上のデータを格納しているのが、シーケンスです。一つのシーケンスに一つのタイムラインデータとなります。
テロップ
映像上の文字です。スーパー、テキストとも言います。
トリミング
カットと混同されがちですが、映像素材の最初と最後を切り取る作業の事を言います。
映像の画角を調整する事も言います。
ビン
編集ソフト内でのフォルダの意味です。
ピクセル
デジタル画像の最小単位。
画像サイズを表す場合よく目にすることがあります。
フルHDの画像サイズの場合 横1920px(ピクセル)×縦1080px(ピクセル)
となります。
ponpoko-kintoki.hatenablog.com
プロジェクト
編集するための全ての素材、シーケンスなどをまとめた物です。
BGM
Back Ground Music。
リップル
編集データの一部の長さを変更した場合、その後の編集データの位置も変わり、総尺も変わる編集モード。
レンダリング
タイムライン上の映像データや音声データなどの編集内容を、一つの動画に処理をする事です。重い動画を扱う時や、エフェクトをかけた時などは必須です。
ーエフェクトに関する用語ー
グリッジ
映像にノイズや歪み、信号の乱れや壊れたデータの効果をつける効果。
トランジション
カット間に場面の移り変わりをわかりやすくすることを目的として効果を加えること。
トランジションには、様々な種類があります。
ーディゾルブ
前のカットを徐々に薄くし、次のカットを徐々に濃くして、カットを移り変えるエフェクト。オーバーラップ。
黒から乗り移る事をフェードイン、逆に黒に乗り移ることをフェードアウトと言います。これは、黒からディゾルブをかけていると言う事です。
例えば、白からだと、ホワイトイン、ホワイトアウトと言います。
ーワイプ
映画「スターウォーズ」で多用されていますね。線であったり、何かの図形でカットを切り替えるエフェクトです。ワイプにも多数種類があります。
本来は線で切り替わるものがワイプです。それ以外の形の物は、それぞれに名前が付いています。原理は同じですので、ワイプとまとめます。
よくこのような形をバラエティ番組で見ますよね。この形をワイプと言っていますが、厳密にはピクチャーインピクチャーと言います。昔、オーバーラップを除くエフェクト全般を総じてワイプと言っていた名残ですね。
ースライド
次のカットが横、もしくは上下から移動してきて前のカットの上に乗るエフェクト。
ー押し出し
押し出しは、名前の通り、移動してきたカットが前のカットを押し出すエフェクト。
エフェクト類は、まだまだたくさんあります。ソフトの説明の時に詳しくご説明できればと思います。次回は、コーデックについてご説明します。