6-1:カメラ、その他の機材について①-アクションカメラ-【動画編集者初心者向け】
編集を始める前に、映像素材が無ければ話になりませんよね。
もちろんスマートフォンで撮影したものでも構わないのですが、一台、撮影用のカメラを考えてみませんか?
一台カメラがあるだけで、スマートフォンと併せて2カメとなりますから、編集の幅も広がりますよ。僕が良いなと思ったカメラをいくつか紹介します。
どんなカメラが良いの?
使用目的で選びましょう。アクティブに使いたいならアクションカメラ。
ズームなど、機能が充実していて安定した画を撮りたいならハンディカメラ。
最近はV-log用のカメラもありますし、コンパクトデジタルカメラを含め、デジタルカメラであれば、動画撮影モードもありますので、自分に合った一台を選びましょう。
アクションカメラ
広角レンズを搭載した小型軽量なカメラです。衝撃に強く、アクセサリーも充実しているので、自転車のハンドルや自分の身体など色々なところに取り付けが出来ます。スポーツシーンに向いています。GoProが有名ですね。
GoPro
アクションカメラと言えばこれという方も多いのでしょうか?
実際、テレビ番組などでも良く使われていますし(ヘルメットに付いている小型カメラですね)アクセサリーも純正だけでなく、サードパーティからも沢山出ています。
現在はHERO11が最新型となっていますが、HERO11以外にもカメラが出ています。
HyperSmoothと言われるブレ補正が強力で、ジンバル(簡単に言えば、ブレのないスムーズな映像を撮るための回転台付き自撮り棒です。)がいらないくらいです。
僕も愛用しているカメラですが、バイクにマウントして使ったところ、振動の大きいハーレーでも、スムースな映像が撮れました。
道路の継ぎ目でちょっとショックが出ますが、条件の悪いバイクでこれですから、手持ちだともっとスムースです。
欠点といえば、多分アクションカメラ全般に言えるのですが、熱に弱いですね。
長時間使用(充電しながらの使用)すると、記録出来ていない事があったり、データが壊れたりしたことがありましたねぇ。こればっかりは仕方が無いと思います。充電しながらだと熱を持ちますから。なので、なるべく複数のバッテリーを持つことを推奨します。
4kも撮れます。GoPro独自のアプリケーションもあります。MP4フォーマットで記録されます。
DJI Osmo
Actionシリーズやジンバル内蔵のPocketシリーズなどがあります。アクセサリーも充実しています。
DJIはドローンやプロ向けの機材もあります。ActionシリーズにはRockSteadyというブレ補正機能が付いています。
Pocketシリーズは名前の通り、胸ポケットに入れて使えるくらい小さいのが特徴です。
KODAK PIXPRO
かつてのフィルムの雄、黄色いパッケージでお馴染みのKODAKのアクションカメラシリーズです、日本代理店はマスプロとなっています。
フィルムの時代、KODAKは独特の柔らかい黄色みがかった色を出すことで、KODAKイエローと言われていました。パッケージの色も黄色ですし、KODAKのコーポレートカラーですね。
このアクションカメラシリーズも一部を除いて黄色いボディとなっています。黄色いカメラ、可愛いんですよね。もちろん可愛いだけじゃなくて、実力もしっかりしていますよ。
4k、VR対応の360°カメラなんてのもありますし、単三電池で動くカメラもあります。(これに関しては、実際どれくらい動くかわからないので、あくまで、非常用と考えた方がいいかもしれませんね。)
Insta360
ここのGO3というモデル。これ、小さいですよ。びっくりしました。ちょっと大ぶりなネックレスくらいですかね。35gですって。軽い!。付けてるの忘れちゃいそうですね。小さいだけではなく、色々と嬉しい機能も充実しています。
アクションポッドという液晶モニター付きのバッテリーと組み合わせて撮影もできます。磁気マウントシステムなので、好きな所に貼り付けることが出来ます。2.7kまで撮影出来ます。
その他にも、360°カメラなど、ここは面白いものを作っていますね。
その他にも色々なメーカーから出ています。値段的にもピンキリですね。壊しても良いや位に思って、安いものを購入するのも良いのですが、安いものは、解像度が低かったり、不具合が起こったりする可能性が高くなりますし、手ぶれ補正が付いていなかったり、機能が制限されていたりしますので、よく考えて購入して下さい。
アクションカメラの注意点
熱と衝撃には注意して下さいね。スマートフォンにも言えるのですが、小さい分、アクションカメラは熱に弱いです。特に充電しながらの長時間撮影は、かなり熱を持ちます。そうすると思いがけない不具合(自動シャットダウンなど)がおきますので、注意して下さい。
また、小さいといえど、精密機器です。衝撃に強いとなっていますが、過度な衝撃は避けた方が良いと思います。これは、壊れるというよりも、正常に記録されないという不具合が出ます。
また、音声に関しては期待しない方が良いと思います。機種によっては音声に力を入れているものもありますが、プロテクターなど、アクセサリーをつけた場合、マイクホールが塞がってしう可能性もあります。
実際に使ってみて、音声が良くないなぁと感じたら、外部マイクも視野に入れても良いかもしれません。また、ICレコーダーを活用するという手段もありますよ。僕は、外部マイクとICレコーダー、両方使っています。
次回は、今流行りのv-logカメラやミラーレス、ハンディカムや一眼レフカメラの説明をしたいと思います。